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代表が現地調査をする塗装会社と、営業担当が来る会社の違い

社長

外壁や屋根の塗装を検討する際、多くの方が複数の業者へ見積もりを依頼します。しかし、見積もり金額や使用する塗料は比較しても、「現地調査に誰が来るのか」まで意識している方は多くありません。

現地調査は、建物の状態を確認し、必要な工事内容や見積もりを作成するための工程です。塗装会社によっては代表(社長)や施工責任者が直接対応する場合もあれば、営業担当者が対応する場合もあり、現地調査から工事までの体制は会社ごとに異なります。

そのため、塗装会社を比較する際は、見積もり金額だけでなく、「誰が現地調査を行い、誰が工事を管理するのか」という点も確認することが大切です。

この記事では、代表が現地調査を行う会社と営業担当者が対応する会社の違いや、それぞれの特徴、塗装会社を選ぶ際に確認しておきたいポイントについて分かりやすく解説します。

塗装工事における「現地調査」とは 

外壁や屋根は、使用されている素材や立地環境、これまでのメンテナンス状況によって劣化の進み方が異なります。そのため、塗装工事では建物ごとの状態を把握したうえで、適した工事内容を検討することが重要です。

現地調査では、外壁や屋根の状態を確認し、ひび割れやチョーキング(外壁表面に粉が付く現象)、カビ・苔の発生、コーキングの傷みなど、補修が必要な箇所がないかをチェックします。

そして、調査した内容をもとに、必要な補修や使用する塗料、施工方法を決め、建物の状態に合わせた見積もりを作成します。

現地調査の内容は、その後の工事計画や提案内容にも関わるため、塗装会社を選ぶ際は、誰が現地調査を行い、どのように建物の状態を確認しているのかにも注目することが大切です。

営業担当が現地調査に来る塗装会社の実態

ハウスメーカーや工務店、リフォーム総合店、訪問販売会社、フランチャイズ系の塗装店などでは、営業担当者がお客様との窓口となり、現地調査から見積もりの提案、工事内容の説明まで対応するケースがあります。

こうした会社は、知名度や保証体制に安心感を持って依頼される方も少なくありません。一方で、実際の塗装工事は自社の職人ではなく、提携している塗装会社や下請け業者が施工を担当する場合があります。

特に、ハウスメーカーなどでは、自社で職人を抱えるのではなく、受注した工事を協力会社へ依頼する仕組みが一般的です。

施主から依頼を受けた会社が全体を管理し、その下に下請けのリフォーム会社や塗装業者が入り、実際の施工は現場の職人が担当するという流れになります。

また、営業担当者は契約や工事内容の提案を主な役割としているため、必ずしも塗装職人として豊富な施工経験を持っているとは限りません。

そのため、塗装に関する知識や研修をもとに現地調査を行っていても、数多くの建物を施工してきた職人とは、劣化状況を見る視点や補修箇所の判断基準に違いが出る可能性があります。

営業担当が来る会社で起こりがちな問題

営業担当者が現地調査を行う会社では、調査や見積もりを担当する人と、実際に施工を行う職人が別になっていることが一般的です。

そのため、現地調査の内容が現場へ正しく共有されていないと、以下のような問題が起こることがあります。

■調査内容が工事に十分反映されない
現地調査で確認した内容や必要な補修箇所が施工担当者へ正しく伝わらない場合、事前に説明されていた工事内容と実際の施工内容に違いが生じることがあります。

■引き継ぎによる情報共有の不足が起こる
営業担当者から工事担当者、さらに職人へと複数の引き継ぎが発生する体制では、工事上の注意点や確認事項が十分に共有されない場合があります。

■中間業者が入ることで費用に影響する場合がある
元請け会社と実際に施工を行う業者の間に複数の会社が入る場合、それぞれの管理費や手数料が発生し、最終的な工事費用に影響することがあります。

そのため、営業担当者が現地調査を行う会社を選ぶ際は、現地調査の内容がどのように施工へ共有されるのかを確認することが大切です。

また、調査結果が見積もりや工事内容に反映されているか、誰が工事全体を管理するのか、工事費用の内訳や施工体制について分かりやすく説明してもらえるかも確認しておくと安心です。

代表が現地調査をする塗装会社の特徴

塗装会社の中には、代表(社長)が自ら現地調査を担当している会社もあります。

業界全体では少数派ですが、自社施工を行う地域密着型の塗装専門店では、代表自身が建物の状態を確認し、その内容をもとに見積もりや工事内容を提案するケースがあります。

代表が現地調査を行う会社では、営業担当者を介さず、建物の状態やお客様の希望を直接確認したうえで工事内容を決めていく体制が特徴です。

また、調査を担当した代表が、その後の見積もり作成や施工管理にも関わることで、現地で確認した劣化状況や補修内容が工事へ反映されやすくなります。

特に、代表自身が塗装職人として現場経験を積んでいる場合は、実際の施工経験をもとに外壁や屋根の状態を確認できるため、塗装の専門的な視点から工事内容を判断することができます。

代表が現地調査をする会社の主な特徴

表が現地調査を行う会社では、以下のような特徴があります。

・塗装技能士などの資格や豊富な現場経験をもとに、代表自身が建物の状態を確認している
・現地調査から見積もり、工事管理まで一貫して対応している
・自社施工を行い、下請け業者ではなく自社の職人が施工を担当している
・当者が変わりにくく、現地調査で確認した内容が工事へ反映されやすい
・中間業者を介さないため、工事費用の内訳が分かりやすい
・ホームページや口コミ、紹介などを中心に地域密着で運営している会社も多い

このように、代表が現地調査を行う塗装会社では、建物の状態を確認した本人が工事内容の提案や管理にも関わるため、調査内容を踏まえた施工につながりやすい体制が特徴です。

【一覧で比較】代表が来る会社と営業担当が来る会社の違い

外壁塗装では、現地調査を誰が担当するかによって、その後の工事体制や情報共有の流れが異なる場合があります。

代表が現地調査を行う会社と、営業担当者が現地調査を行う会社には、それぞれ以下のような違いがあります。

比較項目 代表が現地調査に来る会社 営業担当が現地調査に来る会社
担当者の専門性 職人経験や資格を持つ代表が対応 営業研修を受けた担当者が対応することが多い
劣化診断の精度 施工経験をもとに判断 担当者の知識や経験による
担当の引き継ぎ 調査から施工まで一貫して対応 複数担当者で対応する場合がある
担当体制 代表が工事管理まで関わる 情報共有の体制確認が重要
施工体制 自社職人が施工 下請け業者が施工する場合が多い
中間マージン 中間業者を介さない場合が多い 管理費などが発生する場合がある
価格 費用の内訳が分かりやすい 施工体制により費用構成が異なる
集客方法 紹介・口コミ・ホームページ中心 広告・訪問営業なども活用
責任の所在 代表や施工会社が直接対応 窓口が複数になる場合がある
アフターフォロー 施工会社が継続対応しやすい 対応窓口が会社によって異なる

営業担当が来ることで起こりやすい4つのトラブル

営業担当者が現地調査や見積もりを担当する会社では、調査担当者と実際に施工を行う職人が異なることが一般的です。

そのため、情報共有や施工体制によっては、現地調査の内容が工事に十分反映されなかったり、認識の違いが生じたりするケースもあります。

ここでは、営業担当者が窓口となる会社で起こりやすい代表的なトラブルをご紹介します。

「言った・言わない」のトラブル

外壁塗装では、「聞いていた内容と工事内容が違う」といった認識の違いがトラブルにつながることがあります。例えば、「この部分も塗装範囲に含まれていると思っていた」「補修工事も実施されると認識していた」といったケースです。

現地調査を行った担当者と施工を担当する職人が異なる場合、打ち合わせ内容が十分に伝わらず、このような行き違いが起こることがあります。

不正確な劣化診断による追加工事

外壁塗装では、現地調査の内容をもとに必要な補修工事や施工方法を判断します。

しかし、建物の劣化状況を十分に確認できていない場合には、本来必要な補修が見積もりに反映されないことがあります。

その結果、工事開始後に追加の補修が必要になり、当初の見積もりには含まれていなかった工事や費用が発生するケースがあります。

中間マージンによる費用の増加

外壁塗装では、同じような工事内容でも依頼する会社によって見積もり金額に差が出ることがあります。

ハウスメーカーやリフォーム会社などでは、自社で職人を抱えて施工するのではなく、提携している塗装会社や下請け業者へ工事を依頼する仕組みが一般的です。

このような体制では、元請け会社による工事管理や業者手配が必要になるため、中間業者の管理費や手数料などが発生します。そのため、自社施工の塗装会社と比べて工事費用が高くなる傾向があります。

訪問販売による契約トラブル

訪問販売では、「今日契約していただければ大幅割引します」「足場代を無料にします」「近所で工事をしているのでご挨拶に伺いました」といったセールストークで、契約を急かされるケースも少なくありません。

しかし、外壁塗装は建物の劣化状況によって必要な補修内容や施工方法、費用が大きく変わります。そのため、その場で提示された内容だけでは、本当に必要な工事なのか、適切な見積もりなのかを判断することは困難です。

また、十分な確認をしないまま契約すると、「説明されていた工事内容と違う」「必要だと思っていた工事が含まれていない」といった認識の違いにつながることがあります。

訪問販売すべてが問題というわけではありませんが、契約を急かす業者には注意が必要です。外壁塗装を依頼する際は、複数社の見積もりを比較し、工事内容や施工体制を確認したうえで判断することが大切です。

代表が現地調査をする5つのメリット

代表が現地調査を行う塗装会社では、現場経験を持つ代表自身が建物の状態を確認し、見積もりの提案から工事管理まで一貫して担当しています。

建物の状態を確認した本人が工事内容の提案や管理を行うため、現地調査で確認した内容やお客様のご要望を工事へ反映しやすいことが大きな特徴です。ここでは、代表自ら現地調査を行う塗装会社ならではのメリットをご紹介します。

国家資格を持った専門家による正確な診断

代表自ら現地調査を行う会社では、塗装技能士などの資格や豊富な現場経験を持つ代表自身が建物の状態を確認しています。

現場経験をもとに劣化の原因や補修の必要性を判断できるため、建物の状態に合った工事内容を提案しやすいことが特徴です。

また、雨漏りなどの不具合についても、現場経験に基づいて原因を確認し、表面的な補修だけでなく、発生原因に合わせた補修方法を検討しやすいという強みがあります。

担当が変わらないから情報のロスがない

建物の状態を確認した代表自身が、見積もりの提案から工事管理まで一貫して担当しています。

そのため、現地調査で確認した内容やお客様のご要望を工事へ反映しやすく、担当者間の引き継ぎによる情報共有の負担も少なくなります。

その場で具体的な提案ができる

代表自身が現地調査を行う会社では、建物の状態を確認したうえで、その場で工事内容や施工方法について具体的な提案ができます。

代表は会社としての判断や決定権を持っているため、補修の必要性や施工方法、予算に合わせた工事内容について、現場の状況を踏まえて提案することができます。

そのため、営業担当者が現地調査を行う会社のように、確認した内容を持ち帰って社内や職人へ確認する必要がなく、調査時の判断をもとにスムーズに相談や打ち合わせを進められます。

価格が適正で透明性が高い

代表が運営する自社施工の塗装会社では、営業会社や下請け業者を介さずに工事を行うため、中間マージンが発生しません。

そのため、中間コストを抑えた分、同じ予算でも耐久性の高い塗料を選択したり、必要な補修工事に費用を充てたりするなど、建物の状態に合わせた提案を受けやすいことが特徴です。

また、工事内容と費用の関係が分かりやすく、予算に応じた複数の施工プランを比較しながら検討しやすい点もメリットです。

アフターフォローも安心

塗装工事では、施工後の保証やメンテナンス対応も重要です。

代表自ら現地調査を行う会社では、建物の状態や施工内容を代表自身が把握しているため、工事後に相談やメンテナンスが必要になった場合でも、これまでの経緯を踏まえた対応を受けやすいことがメリットです。

また、施工内容や対応履歴を把握している担当者が継続して関わることで、情報共有がしやすく、長期的に建物の相談をしやすい体制につながります。

信頼できる塗装会社の見極め方

実際に塗装会社を探す際、「代表が現地調査を行う会社」を見極めるには、施工体制や対応内容を確認することが大切です。

ホームページの掲載内容や問い合わせ時の確認事項を見ることで、代表が現地調査を担当しているのか、自社施工を行っているのかなど、その会社の体制を把握しやすくなります。

ここでは、代表自ら現地調査を行う塗装会社を選ぶ際に、確認しておきたいポイントをご紹介します。

ホームページでチェックする項目

塗装会社のホームページでは、代表者の情報や施工体制、これまでの施工実績を確認できます。

代表者の顔写真や経歴、代表からのメッセージが掲載されている場合、その会社の考え方や工事への取り組み方を把握する手がかりになります。

また、「自社施工」「自社管理」といった施工体制の記載や、施工事例、お客様の声、保有資格などが具体的に紹介されているかも確認しておきたいポイントです。

施工実績や資格情報を公開している会社であれば、依頼前に会社の特徴や施工体制を確認しやすく、代表が現地調査を担当している会社かどうかを見極める際の判断材料になります。

代表が現地調査を行う塗装会社かどうかを確認するために、ホームページでは以下のチェック項目を見てみましょう。

・代表者の顔写真や経歴が掲載されている
・代表からのメッセージや会社の考え方が紹介されている
・「自社施工」「自社管理」など施工体制が明記されている
・施工事例が具体的に掲載されている
・お客様の声や口コミが掲載されている
・塗装技能士などの保有資格が公開されている

問い合わせ時に確認すべきこと

問い合わせや見積もりを依頼する際は、現地調査の担当者や施工体制について事前に確認しておくことが大切です。

例えば、以下のような点を確認しておくことで、契約後の工事の進め方や対応体制を把握しやすくなります。

・現地調査は誰が担当するのか
・契約後の施工は自社職人が行うのか
・工事の保証内容や期間はどのようになっているのか
・複数の施工方法や費用プランを比較できるのか

特に、現地調査を担当する人と実際に施工を行う職人が異なる場合は、調査内容や打ち合わせ内容をどのように共有しているのか確認しておくと安心です。

こんな会社には注意

塗装会社を選ぶ際は、契約を急かす営業や、施工体制が分かりにくい会社には注意が必要です。

例えば、以下のような特徴がある会社では、工事内容や施工体制を十分に確認したうえで判断することが大切です。

・訪問販売や飛び込み営業で突然工事を勧めてくる
・「今日中の契約で大幅値引き」など、契約を急かす説明をする
・見積書の内訳が不明確で、工事内容や費用の根拠が分かりにくい
・担当者が頻繁に変わり、相談内容が共有されているか分からない
・ホームページに代表者情報や施工事例などの掲載が少ない

外壁塗装は、建物の状態に合わせて適切な工事内容を判断する必要があります。価格や営業時の説明だけで決めるのではなく、施工体制や工事内容を確認したうえで依頼するようにしましょう。

まとめ

外壁・屋根塗装は、ただ外観をきれいにするためだけの工事ではありません。

大切な住まいを長く維持するためには、建物の状態を正しく確認し、本当に必要な工事を提案できる塗装会社を選ぶことが重要です。そのために、塗装会社を選ぶ際は「誰が現地調査を行うのか」という点にも注目していただきたいと考えています。

私たち天羽塗装では、代表自ら現地調査を行い、建物の状態確認から見積もりのご提案、施工管理まで一貫して対応しています。

実際に建物を確認した代表が、その後の工事内容まで責任を持って判断することで、目の前の住まいに本当に必要な工事をご提案できると考えています。

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